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【なぜ?】スバルが軽自動車から完全撤退してた!その裏事情とは

 2016/08/11 軽自動車
この記事は約 6 分で読めます。 13,761 Views

バルというと、軽自動車というイメージは弱く
レガシーやインプレッサをはじめとする
水平対向エンジンやラリーの4WD車というイメージが
強いのではないでしょうか。


実は、スバルは2012年に軽自動車の製造から
完全撤退しており、軽自動車販売の全てを
OEM販売に切り替えています。

あのスバルが、なぜ・・?

そこにはスバルが軽自動車事業から
撤退することとなった理由と、
様々なオトナの裏事情がありました。

スバルの原点はコンパクトカー:名車「スバル360」

スバルの原点:スバル360

スバルには、今でこそコンパクトカーの
イメージはありませんが、
スバルには、かつてスバル360という
スバルのクルマづくりの原点となる
コンパクトカーの歴史に残る名車が存在しました。

デザインも非常にユニークかつ独特で、
今見ても非常に可愛らしく、
長年庶民から「てんとう虫」という
愛称で愛されていました。

現在でもレストアして大事に乗られてる
スバル360のマニアも沢山おり、
歴史あるオーナーズクラブも存在するほどです。

現在のスバルの軽自動車というと、

・PLEO+
・PLEO
・PLEO VAN
・ステラ
・ステラ カスタム
・サンバーバン
・サンバートラック

の7車種がありますが、

実はこれ、スバルが独自開発した軽自動車ではなく
全てダイハツからのOEM車なんです。

 

スバルブランドの軽自動車OEM提供元のベース車両
プレオダイハツ・ミラ
プレオ+ダイハツ・ミライース
プレオ バンダイハツ・ミラバン
ステラダイハツ・ムーヴ
ステラ カスタムダイハツ・ムーヴカスタム
サンバーバンダイハツ・ハイゼット
サンバートラックダイハツ・ハイゼットトラック

 

スバルが軽自動車から撤退した背景

スバルが軽自動車から撤退した背景

スバルといえば、かつて個性的、
カワイイ軽自動車が非常に人気でした。

先ほどご紹介した
スバル360をはじめとした

先代R2
ヴィヴィオ RX-R
ヴィヴィオ ビストロ
ヴィヴィオ T-TOP
R1
R2

などが代表的な車です。

しかし時代は変わって軽自動車は、
すでに飽和状態となり、単に個性だけ、
デザインがカワイイだけでは売れない
厳しい時代に突入していったのです。

 

スバルのロゴには深い意味がある

ここで余談ですが、
スバルのロゴのことについて
少しお話したいと思います。

スバルのロゴは、なぜこのような
6つの星のようなデザインになっているのか
不思議に思ったことはありませんか?

実は、この星のマークのロゴにも
深〜い意味があります。

スバルとは、元々おうし座の
プレアデス星団(和名:昴=すばる)
のことを指す言葉です。

戦後GHQによって12の会社に解体された
「中島飛行機」が、実はスバルの原点となる会社です。
スバルは、そう、実は元は飛行機会社だったのです。

そして、1952年の航空機製造法で
航空機の製造が禁止となったため、
東京富士産業、富士自動車工業、富士工業、
大宮富士工業、宇都宮車輌の5社が合併されました。

この5社がひとつとなり
新生富士重工業が生まれました。

日本ではプレアデス星団のことを昔から
「六連星」と呼ばれていました。

富士重工業が旧・中島飛行機系5社を吸収合併する
という形で誕生したことから、この「6社をひとつに統合する」
という意思が込められ、現在のこのロゴにしたとされます。

また、この6社を「統(す)べる」=「統合する」
との意志も込められているとも言います。

会社のロゴひとつ取っても、
かなり深い意味が込められているのですね。
そう考えると、胸が熱くなりますね。

 

2008年にスバルは軽自動車事業を完全撤退



新型の軽自動車を開発していくには
莫大な開発費用と時間が掛かります。

軽自動車市場は年々競争が激化している上に
普通車、高級車に比べて利益が少ないので
スバルは会社としては軽自動車事業の
存続が厳しくなっていったのです。

軽自動車事業を存続するためには
実用性、デザイン、個性、品質、価格、
全てにおいて他社を圧倒しなければ
生き残っていけません。

ダイハツ、スズキ、ホンダの軽自動車の3強と
渡り合っていくには、軽自動車の技術が他社よりも
劣るスバルには分が悪すぎました。

この上位3強に入らなければ、軽自動車を販売しても
利益が出ず、事業としては赤字続きになってしまいます。

当然ながら車が売れなければ
会社としてやっていけなくなってしまいます。

会社としてはいつしか、軽自動車部門は
足を引っ張る存在となっていたのです。

そこでスバルはこれ以上、軽自動車事業の存続は
厳しいと判断し、2012年に完全に軽自動車の生産から
撤退したのです。

この決定は株主である
トヨタ自動車の判断とも言われています。

 

軽自動車を撤退後、グローバル展開して大成功

スバルの得意分野といえば
水平対向エンジンと4WD車です。

スバルは売れ筋のレガシー、インプレッサ、フォレスター、
レボーグ、BRZに完全注力し、不得意な分野であった
軽自動車事業は切り捨てました。(OEM販売は継続)

軽自動車ではスバルの代名詞である
水平対向エンジンの技術が
最大限に活かせなかったのも
撤退する原因のひとつだと思います。

軽自動車というのは、日本だけの規格であって
いわゆるガラパゴス市場です。

その狭すぎる市場で戦っていても
利益は出ないと、「選択と集中」をしたわけです。

そして、主力であるレガシーのボディサイズを
グローバルを意識して大型化し、それが4WDの
需要の多いアメリカで大ヒットしました。

日本国内では、危険をいち早くセンサーが察知して
ブレーキシステムを駆動させる新安全装備
「アイ・サイト」搭載車がヒット。

この技術の目の付け所は、車以前に取り組んでいた
航空事業にルーツを持つスバルだからこそ。

軽自動車から撤退したことで空いた工場ラインは
現在の売れ筋であるBRZと、OEM提供している
トヨタの86を生産することで無駄にならず、
フル活用されているといいます。

その成果もあり2013年には
スバルは過去最高益を更新しました。

 

まとめ

スバルの軽自動車からの完全撤退した理由と
その後を探る記事いかがででしたでしょうか。

苦手な分野を潔く辞め、得意分野だけに注力する
という姿勢だけでなく、結果大成功に
収めるという先見性は流石としか言えません!

スバルの一貫したコダワリは
全車に搭載された水平対向エンジンです。

水平対向エンジンは、
車としては理想的な低重心を実現でき
コーナリングでの走行安定性と、
運動性能の向上とデザインの自由度の高さがあります。

そんな水平対向エンジンで、
今後もスバルには世界に誇れる
素晴らしい車を作っていただきたいです。

 

スバル車以外のその他の
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